今月のテーマは「稚内に住む南極人」です。
稚内には、自治体職員として南極越冬隊員として派遣された方が2名いるほか、稚内出身でなくとも、過去に医学、通信、気象関係で南極観測越冬隊に参加し、現在、稚内に在住している方が多くいらっしゃいます。
2014年2月現在で、その数は何と7人!
稚内は南極観測で活躍したタロ、ジロの生まれ故郷であり、犬ぞりの訓練地であること、また、初代砕氷船の名「宗谷」は稚内の地名からつけられ、歴代の観測船が稚内を訪れるなど、南極と関わりをもってきた街です。
このように稚内と南極は様々な接点がありますが、かつて南極に行った事のある人が、7人も稚内に集まっているというのも、不思議な縁を感じます。
今回は現在、稚内に在住している南極経験者にお話を聞いて、南極と稚内のかかわり、その魅力について探ってみたいと思います。
第4回目は1979年から1981年の第21次、そして、1986年から1988年の第28次越冬隊に参加した、現在、市立稚内こまどり病院院長の高木知敬さんにお話しを伺いました。
高木知敬さん