わが町、稚内は国境の街でもあります。
日本最北端の地の碑、宗谷岬からわずか43キロ先にはサハリンの島影を望み、6月から9月は稚内とコルサコフを結ぶサハリン航路も運航されております。また、稚内市役所にはサハリン課があり、ユジノサハリンスク市には稚内市サハリン事務所が於かれています。このようなことから近年では様々な経済交流、文化交流が行われ、街中にはロシア語の道路標識が数多くあり、ロシア人の姿もよく見かけることが出来ます。本年は、昭和50年代の隣国ソビエト連邦との友好親善を進める象徴として、また、友好交流の拠点づくりの一環として昭和55年7月に、稚内市日ロ友好会館が建設されてから30年の節目を迎えました。
今月の学びふるさと再発見では「稚内市のサハリン交流」をテーマに取り上げ、会館落成30周年記念式典、サハリン州の友好都市で唄や踊り、演奏などを活動してる子供達を招いて行われる「友好のハーモニー」などのメモリアル事業、さらには稚内市役所のサハリン課にも焦点を当てて行きたいと思います。
今回は去る6月27日(日)、プラティネンコ・サハリン州知事官房次官、シードルク・ネベリスク副市長、ムドローワ・コルサコフ市長などをはじめ、サハリン側から関係者約20名、稚内市側から約40名が参加して盛大に開催された、稚内市日ロ友好会館落成30周年記念式典の模様をお聞きいただきます。
稚内市日ロ友好会館
末広3丁目にあるネベリスク通り
式典の様子
横田稚内市長
渡邊在ユジノサハリンスク総領事館総領事
プラティネンコ・サハリン州知事官房次官
ネクタイ交換をするプラティネンコ氏と横田市長
今村稚内商工会議所副会頭
シードルク・ネベリスク副市長
ムドローワ・コルサコフ市長
祝宴の様子