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2010年03月 の放送
2010年03月04日放送
知っていますか?わがまち稚内のこと。(1)
平成22年1月末日現在、稚内市の人口は、39,208人です。このうち何人の市民が、わがまち「稚内」のことを語れるのでしょうか?観光で来られた方々に稚内のことを知ってもらい、より楽しんでもらうために。また我々市民は、わがまちを見つめ直す良いキッカケになることを願ってお送りします。第1週の放送は、稚内市教育委員会内山真澄学芸員に「稚内が誕生するまで」のお話を聞いています。最初にこの近辺に足を踏み入れた人類は?歴史的背景も含めて、宗谷・稚内の風土から現在の稚内市誕生に至るまでをご紹介します。
内山 真澄さん
2010年03月11日放送
知っていますか?わがまち稚内のこと。(2)
わがまち「稚内」には、毎年たくさんの観光客が訪れています。観光のまち「稚内」となったキッカケは、利尻礼文サロベツ国立公園の誕生と言われています。わがまちの周辺には、素晴らしい景色を楽しめる場所がたくさんあります。しかし、いつも車などで通り過ぎていませんか?今週の放送は、環境省稚内自然保護官事務所の自然保護官 千田智基(ちだともき)さんとアクティブレンジャー 賀勢朗子(かせいあきこ)さんに「利尻礼文サロベツ国立公園の楽しみ方」についてお話を聞いています。
賀勢 朗子さん 千田 智基さん
最近ご無沙汰だった利尻山がようやく姿を現しました。春になってきたようです・・・。
2010年03月18日放送
知っていますか?わがまち稚内のこと。(3)
わがまち稚内の地名は、アイヌ語の「ヤム・ワッカナイ」が語源になっています。意味は、冷たい水のでる沢(川)となります。その昔、稚内一帯にはあまり質の良い水がなかったそうですが、ここの付近だけは質の良い冷たい水があったのではないかと言われています。松浦武四郎の蝦夷日誌には、「ヤムワッカナイ。小川あり。秋味 鮭の漁場にして番屋一棟」と書き記されていることから、当時は小さな川が流れており、秋味 鮭の漁場であったとも推定されています。語源となったヤムワッカナイ。現在の稚内市内の中央5丁目と港1丁目の境目にある川がそこの場所にあたります。そこで、今週はその川のすぐ横にお住まいの戸川好治さんに、昔の川の様子や地域に伝わるヤムワッカナイについてお話を聞いています。
戸川 好治さん
自転車店と真言寺の間にヤムワッカナイがあります。
発祥の地の看板です。
裏側にはこう書かれています。
この橋の下をヤムワッカナイが流れています。記
念写真のスポットにいかがですか?
2010年03月25日放送
知っていますか?わがまち稚内のこと。(4)
稚内の北方およそ43キロ先には、ロシア連邦サハリン州があります。天気の良い日は、くっきりとサハリン島が見えます。わがまちは、当り前ながら国境のまちです。しかし「国境の街」ということを普段生活していて意識する機会はありますか?市街地の中でもロシア語表示の看板や道路標識、ロシアの方を対象にしたお店などが数多くありますが、市内末広3丁目にある「稚内市日ロ友好会館」も、国境のまちを感じられる施設です。今週は、市内のロシア情報発信スポットともいえる、また記念写真を撮る場所にもオススメしたい「稚内市日ロ友好会館」をご紹介します。会館に常勤している 稚内日ロ経済交流協会 事務局長 伊藤 裕(ひろし)さんにお話しを聞いています。
伊藤 裕さん
稚内市日ロ友好会館
ロシア語表示もされています。
まだ雪がかなりありますが、会館前にはこのような標識もあります。
ここが通称「ネべリスク通り」です。ロシア人をよく見かけます。